0

FUKUSHIMA CREATORS DOJO 誇⼼館2022年度成果発表

並河組PINCH OPEN FUKUSHIMA

#コンセプト
でっかいふくしまを、ちいさく語る。
ちいさな声を、でっかく拾いあげる。

「pinch open(ピンチ・オープン)」とは、指先で画面を拡大する動作。
あなたの目の前に現れるのは福島県をかたどったちいさな地図です。
画面を指先で拡げていくとき、どんな言葉があなたの目に留まるでしようか。
「pinch open」を通して、今のあなたが知らないふくしまに出会ってください。

#ビジュアル:広報物

もう一歩、
ふくしまに近づいてほしい。

「ふくしまって・どんなところ?」
興味を持ってくださってあリがとうございます。
この問いへの答え、じつは……とても難しい。

ふくしまに暮らす178万人の私たちにとって
あなたに伝えたい歴史も、記憶に残る風景も、
それぞれ違うのです。

思い出の場所、家族や友人とのあどけない話、
新天地に選んだまち、はじめて感じたワクワク、
ずっと続けてきたこと、これから新しく挑戦すること、
やれたこと、やりたいこと、やりきれないこと……

でっかいふくしまで生きている
178万分 の1の「私」の言葉を集めてみたら
ふくしまの新しい姿が見えてくるかもしれない。
そんなふうに考えて、このサイトをつくりました。

「ふくしまって、どんなところ?」という超難問、
むくむくと動く言葉の数々を指先でたどることで
その答えの輪郭が見えてくるかもしれません。


▶ WEBサイト


並河組福島弁全国普及プロジェクト

福島弁全国普及プロジェクト

福島弁って、癒される?

福島弁には、福島のあったかい人柄がつまっている。
地元の人からは「福島弁ってちょっとださい」と思われがちだけど、
福島弁で話すと、ちょっとなごむ。優しくなれる。空気があたたかくなる。
これって、コミュニケーション上の「効果」と言えるんじゃないか。
福島弁のさまざまな効果を検証し、
福島弁の使用を全国に広げていく前代未聞のプロジェクトが、
「福島弁全国普及プロジェクト」です。
そして、福島弁を通して、福島の魅力を、
全国の方々に知ってもらうことを目指します。



福島弁アンケート調査

福島県の20~60代男女1,000名に、【福島弁に対する11の質同】に答えて貰いました。
アンケート結果は、福島弁研究の専門家半沢康先生(福島大学人間発達文化学類教授)に分析いただきました。

<アンケート一部抜粋>
※詳細はwebサイトに掲載

Q.あなたは普段、どのくらい福島弁を話していますか?<年代別・地ー鵝リ>/Q.あなたは福島弁が好きですか?<年代別>/Q.あなたは、福島弁を誇りに思っていますか?<年代別>/Q.異性か耜島弁を話していると、魅力的に感じる?/Q.一見怖そうな人か福島弁を話していると、優しい印象に変わる?/Q.初対面の相手か福島弁を話していると、標準語よりも緊張しない/Q.幅島弁って、どんなイメージ??6種のイメージ調査など…

▼結果【福島弁は知的イメージが低く、情的イメージが高い】【誇りに感じている人はまだ少ない】

2つの福島弁実験

実験A:福島弁絵本の読み聞かせ
【標準語と福島弁で、こどもが寝付く時間には●秒の差があった!?】

イメージ


福島弁×子育て応援プロジェクト

<福島井を聞くと気分か落ち着く>
という調査信果を、実際の家族で検証。

①福島弁の絵本を作成。
②3組の福島県在住ご家庭に協力して貫い、2日間“自宅での絵本読み聞かせの様子”を撮影。
③1日目は標準語での読み聞かせ、ニ日目は福島弁の読み聞かせで“どちらが早く寝付いたか”を計測。
その結果を専門家に分析して貰う。

(3月6日時点)撮影・計測完了。結果は別途動画にて。

実験B:方言オンライン会議
【福島弁でweb会議すると、笑顔の回数が●回増えた!?】

イメージ


福島弁×コロナ禍でのコミュニケーション促進

<福島弁は標準語よリも緊張しない>
という調査結果を、web会議で検証。

【初対面の相手とのオンライン会議】の様子を撮影。
参加者を2グループに分け、Aグループは標準語で、Bグループは、福島弁しか話してはいけないルール。
標準語グループと福島弁グループで、
どちらのグループの方が笶顔の回数が多かったかを計測。

(3月6日時点)出演者調整中、3月末に動画完成予定。

▶ WEBサイト


並河組12年前の私へ

12年前のわたしへ

あの日から12年。

悲しみに喜び、できたこと、できなかったこと。
自分がどこにいるのか、何をしているのか、分からなくなる日もありました。

それても1人1人が、ひとつひとつ実現してきたからこそ、“今”があるのではないでしようか。

この番組は、震災直前の2011年3月11日から、
2023年3月11日の現在へとタイムスリップした中学2年生の少女の物語です。

思春期の迷い惑う彼女が浜・中・会津を旅し、“今の福島”を生きる大人たちに出会います、福島の今を生きる、大人の姿や話から感じたこととは。

あなたが震災前の自分を案内するとしたら、何を伝えますか?

誇心館「12年前のわたしへ」制作委員会


人物相関図

登場シーン

■国指定重要文化財 会津さざえ堂
劇中、主人公の凪が大きな揺れに襲われタイムスリップした場所。
会津若松市の飯盛山にて建立された世界でも珍しい二重螺旋構造で六角三層の「円通三匝堂」。外観がササ工に似ていることから「会津さざえ堂」とも呼ばれており、市内でも有数の観光スポットとなっている。
http://www.sazaedo.jp/

■コラッセふくしま
キ人公の凪が、會空の庄子ヤウ子さんと出会う場所として登場する福島駅西口複合施設。「こらっせ」は「こちらにお出でくたさい」という意味の福島の方言か由来。県内各地の名産品や伝統工芸品の展示・版売の他、イベントを多数開催。
https://wwww.corasse.com/

■あいく一
キ人公の凪に手第された、愛らしいクマの人形が「あいくー」。登場人物の様々な想いを乗せて、凪とともに福島を旅する。 会年の伝統工芸品である会津木綿を使いひとつひとつ手仕事で作られている。大熊町のマスコットがモデルで“会津と大熊町は同じ「空」で繋がっている”という思いか込められている。
https://madams-collection.net/

■東日本大震災・原子力災害伝承館
劇中、和子の案内で凪と真平か訪れる施設。そこで若手職員の語り部である横山和佳奈さんと出会う。
2011年3月11日に発生した東日本大震災と津波に伴う原子力災害を後世に伝えることを目的とした博物館・情報発信施設。震災当日、何かあったのか写真と映像、膨大な資料を通して学ぶことができる。語り部による生の声も聞くことかできる場所。
https://www.fipo.or.jp/lore/

収録風景

▶ WEBサイト
▶戻る