①13ヵ月カレンダー
②インタビュー動画
写真家。東京都生まれ。
写真は写心。一瞬を永遠に変えてゆく。
各地で個展をひらくほか、詩と写真の連載、CDジャケットや本の表紙、映画のスチール写真、ミュージシャンのライブ写真やアーティスト写真などを手掛ける。
東日本大震災直後より東北に通いながら、現地の状況を写し続けており、現在でも月命日となる毎月11日には福島の地で福島の方々と過ごし続けている。2014年、写真とことばで構成された写真本『3.11からの手紙/音の声』を出版。2017年、同写真本の増補改訂版を出版。大きな反響を呼び全国で同タイトルの写真展の開催を続ける。2023年、震災を知らないこどもたちにも希望と記憶を繋いでいけたらと、写真絵本『ただいま、おかえり。3.11からのあのこたち』を出版し、収益は全額寄付。福島空港開港30周年記念として、福島を皮切りに写真展「3.11からの手紙/音の声」を開催し、全国を巡回中。
2021年より福島県「来て。」ポスターフォトコンテスト審査員。
石井師範、同じ塾生の皆さん、運営事務局のみなさん、大変お世話になりました。ありがとうございました。半年という短い期間ではありましたが、私の知らなかった福島を知る事ができ、色んな人と出会う事ができて、改めて福島の魅力を感じる事ができました。ありがとうございました。
インタビュー動画を制作するにあたり、年代や職種など幅広くいろいろな方に取材しました。福島への想いなどを聞きながら、改めて福島の魅力を再発見できたような気がします。成果物を通して、福島で生きている人や福島が好きな人達の声が多くの人に届けばいいなと思います。
福島で活動する人を取材し、福島の魅力について語っていただきました。福島のことを好きになってくれる人が1人でも増えたら嬉しいです。
石井さんの人脈の広さ、行動力、実行力に圧倒されました。
FUKUSHIMA Open!
「人格」デザインでそのキャラクターを明快にし、クリエイティブディレクション、アートディレクションを行う。主な仕事に、福島県「ふくしまプライド。」、福島県「来て。」、NHK連続テレビ小説「ちむどんどん」ロゴデザイン、SUNTORY「特茶」、日本郵政グループ「進化するぬくもり」、SUZUKI「HUSTLER」、STARFLYER「輝く人へ」、日本テレビ「ガキの使いやあらへんで」、YellowMagic Orchestra「YMO40」、渋谷区「渋谷はハロウィーン会場では、ありません。」などがある。
誇心館2022では、塾生の多様な視点を昇華させ、福島県オリジナル品種のいちご「ゆうやけベリー」のロゴデザインを制作。
東京ADC賞、JAGDA新人賞、D&AD、NY ADC、ONE SHOW <GOLD>、ACC賞、朝日新聞広告賞、ギャラクシー賞、ADFES<GRANPRIX>、釜山広告祭<GRANPRIX>、フジサンケイグループ広告大賞優秀賞など国内外多数受賞。東京ADC会員、JAGDA会員、JIFE会員、多摩美術大学統合デザイン学科非常勤講師。
県内・外の方の日常に、福島を感じてもらうにはどうすれば良いかを考えた半年間でした。師範や、県内のクリエイターとのやりとりの中で、自分の中の福島への思いと向き合うことができ、それを作品に落とし込むことができました。このような機会をいただけて大変ありがたく思います。
移住したての自分だからこその企画になったと思います。こだわりは、表現のデザインより、人の心をどう動かし機能させていくかの「仕組み」を大事にしたところです。誇心館では、塾生の方々の「思い」が知れたことが財産だと感じました。クリエーターである以前にいち県民としてどう生きてきたか。その一人一人の文脈が繋がって「福島県らしさ」になっていくのだと思います。
この誇心館での稽古・制作を進めていくたびに、改めて僕たちが住む「ふくしま」とはどんな所なのかを考えました。美味しい・美しい・温かい・落ち着く…福島県に住む約180万人の「ふくしま」を作品のテーマである「足」で表現しました。
第一線で活躍される小杉師範のもとで学びながら「福島」を考えクリエイティブした半年間は本当に貴重でかけがえのない時間でした。稽古の中で県内のクリエイターのみなさんの様々な想いに触れたことも私の中に沢山の変化を生みました。この経験を活かしクリエイティブで福島に還元ができるよう今後も学び続けます。関わってくださったみなさま、本当にありがとうございました。
とても貴重な経験をさせていただきました。
トップクリエイターが一流と評価される理由を肌で感じさせていただくことができた半年間でした。誇心館の師範たちにあって自身にないものをたくさん気づかせていただきました。修了後もひとつ、ひとつ、成長できるよう歩みを進めたいと思います。
改めて、福島は広いと感じました。魅力を伝えるにしても、全体なのか、一部なのか、絞るのがとても難しかったです。今回私は楽しく福島を知るきっかけを意識して制作しました。子供も大人も楽しく、「実際に福島をぼうけんしにいきたい」と思えるような「ぼうけんの玄関」です。制作を通してテーマやモチーフの決め方や、展開方法の工夫について学びを得ました。今後何かしら発信する機会があれば、今回の制作で得たことを活かしたいです。
ふくしまの温かさや癒やされる気持ちの変化を、毎日入るあったかいお風呂で表現しました。稽古では見る人の目線に親切であるよう表現のかじ取りや削ぎ方を学びました。小杉組、十人十色な福島のトビラはとても刺激的。加えて、住んでいる場所をちゃんと好きになれていることを再認識した半年でした。一生に一回だ!と思い関わった誇心館、全力出せて良かったですし、小杉師範の鋭利で明瞭だけどやさしいお言葉は、とても心強かったです。
ふくしまかたちのないものマーケット
1973年生まれ。電通CX Creative Studio共同代表。電通ソーシャル・デザイン・エンジン代表。社会をつなぐソーシャルプロジェクトを多数手掛ける。主な仕事に「ふくしま 知らなかった大使」「ハッピーバースデイ3.11」など。著書に、『Social Design 社会をちょっとよくするプロジェクトのつくりかた』(木楽舎)、『Communication Shift「モノを売る」から「社会をよくする」コミュニケーションへ』(羽鳥書店)など。東京ビエンナーレ コミュニケーションディレクター。
塾生同士で個性豊かな意見を出しながら企画づくりができ考え方の幅が広がりました。みんなの福島愛に触れ福島のよいところを更に見つけることができました!
稽古を通して、福島県は観光資源が非常に豊かな土地だと再認識できました。そして、形のあるものに限らず、方言やあたたかさなどの目に見えない魅力も皆様に評価されていることを知り、さらに誇らしく思います。そこで、私は普段は認知の少ない観点や素材を取り上げて、ふくしまの誇れる「一位」の紹介を通して、福島への移住や観光のきっかけになれればと思い、制作活動に取り組みました。
僕は福島のあったかさを伝えたかったので『その言葉を伝えるしかない!』と思い、ボイスキーホルダーを作成しました。文字では伝わらない言葉のニュアンスを直接感じて欲しいです。
何か失敗した時、悩んだ時、福島人はこの言葉で励まされているものだと思います。
誇心館という経験を糧に、僕も師範と呼ばれるように新しいことにチャレンジしていきたいです。
福島の味の“いいあんばい”を作ろうと思ったら…家庭の数ほどある“いいあんばい”は1つのカップでは量りきれませんでした。それでも作ってみました。これが“福島のいいあんばい”と提案してるカップですが、結局は使った人が自分の“いいあんばい”を見つけていくと思うのです。そうやっていろんな人が、かたちのない福島の味とコミュニケーションを取ってくれたら嬉しいです。
「形がないものを作る」経験がなかったため、かなり産みの苦しみを味わいましたが、皆様のアイディアを参考に、面白いクリエイティブを制作できたと自負しております。改めて福島の良さを見つめ直す機会にもなりました。今回の経験を生かし、福島から発信していければと思います。
「福島弁を題材によりよいクリエイティブを」という思いで、誇心館2年目も並河組に参加させていただきました。福島弁への思い入れが強すぎて一人空回りした時もあったかと思いますが、稽古を積み重ねる中で福島弁への愛をさらに深めることができました。これからも世の中に響くタイムリーな表現で、“福島弁クリエイティブ”を磨いていきたいです。並河師範、そして並河組のみなさん、ありがとない!
福めぐり
Hallmark Institute of Photographyで写真を学んだ後、写真界の重鎮AlbertWatson氏に師事。
2008年写真集“RHYTHM”、2013年写真集“HI-LITE”を出版。
精力的に写真展を開催。フォトグラファーとして幅広いジャンルで活躍中。
洗練された先鋭的作風は、アーティストやファッション業界、広告業界から多くの賞賛を受けている。
2021年より福島県「ふくしまプライド。」TVCMカメラマン
半沢師範の稽古を通じて普段とは違う制作へのアプローチを多く学べました。
特に表現の発想の幅を広く持ち、それを形作っていく技術やアイディア常に吸収していくことの大切さを感じました。今後も今回学んだことを生かしながら様々なアプローチで制作を手掛けられるようになっていきたいと思っています。
福島県は、会津、中通り、浜通りと分かれており、それぞれの地域の良さを、制作を通して県外の方々に伝えたいと思いました。
また、今回の稽古では、思ってもいなかった面白い写真が撮れたり、コラージュで幅広い表現ができたりなど、制作においての考え方ひとつで、様々な表現ができることを学びました。今回の貴重な経験を胸に、これからの制作に臨んでいきたいと思いました。
半沢師範の稽古は、普段使っていない脳を使う感覚で非常に有意義な時間となりました。後半は、制作物の作成に向かって、塾生それぞれが考えた案をひとつにまとめる工程がありましたが、こちらも普段は味わえない難しさと楽しさがありました。今回経験させて頂いた、制作における考え方のプロセスや1つの制作物に対してチームメンバーと協力する姿勢等、今後の仕事に活かしていきたいと思います。
半沢師範からの学びは誇心館でしか得ることはできないであろうたいへん貴重なものばかりでした!まだ最終的な成果物制作の最中ですが、きっと県内外の多くの人が福島県のことを知り、足を運ぶきっかけとなるようなものが出来上がります!この経験を今後も活かし、福島県のクリエイターとして、クリエイティブ活動の幅をさらに広げていこうと思います!半沢師範をはじめ半沢組の仲間と関わってくださった関係者の皆様に心から感謝いたします。本当にありがとうございました!